インクルードファイル
START_DB.H
ｍｉｎｉ-ｃの為のスタートＵＰファイルです
DB-80W.H
Ｉ／Ｏのアドレスを宣言しています。
SIO_DRV2.H
Ｚ８０ＳＩＯの初期化及び送信受信のプログラム
DSP_REV.H
Ｖ-ＲＡＭのデータをＬＥＤに表示するプログラム
CG_CONT.H
受信データの文字コードからＣＧ-ＲＯＭアドレスに変換を行うプログラム
表示方式
表示は、各桁の左から縦１列ごとに表示する１／１６デューテイのダイナミック方式
を採用、ＣＴＣのタイマー割り込みを使用して約１ｍｓごとに切り替わっています。１
列目から１６列目までを１サイクルとして全桁の縦一列を同時に表示しています。
Ｖ-ＲＡＭは vram[512] と vram_b[512] の２組有り、vram[512] を表示している場
合 vram_d_flag が 0 となっており、vram_b[512] を表示している場合は 1 になって
いますこのフラグ vram_d_flag は外部から直接変更してはいけません。変更を行うに
は、vram_c_flag を 1 にします、そうすると表示ドライバーが表示サイクルの最後の
１６列目表示から１列目表示に替わる時に、vram_c_flag をチェックして 1 であれば
表示Ｖ-ＲＡＭを変更し、同時に vram_d_flag を表示Ｖ-ＲＡＭに合わせて変更し、次
に vram_c_flag を 0 に戻します。
スクロール表示方法
スクロール表示をする場合、縦一列づつずらしたＣＧデータをＶ-ＲＡＭに順次書き
換えていきますが、この時表示中のＶ-ＲＡＭを書き換えると表示がちらついて見苦し
くなります、これを防ぐため、まず vram_c_flag をチェックして 0 であることを確認
し、次に vram_d_flag をチェックし 0 であれば vram_b[512] 、また 1 であれば
vram[512] を現在表示中のデータから、縦一列ずらして書き込みます。書き込みが完
了したら vram_c_flag を 1 にして、表示ドライバーに知らせます。その後、表示ドラ
イバーがＶ-ＲＡＭを切り替えて vram_c_flag が 0 になるのを待ちます。 0 になった
ら再び同様の事を繰り返します。
シリアルインターフェイス
シリアルインターフェイスより受信したデータは、変数 data[128] にアスキーコード
で取り込まれます、文字数は r_data_max （受信したデータのバイト数の半分）に入り
ます。（最初にデータ数を受信するため受信総バイト数は r_data_max の倍にプラス１
した値になります）正常に受信しますと、 data_r_flag が 1 になります。
また、エラーが発生した場合は、最初に受信したデータ数になるまで完了しないためタ
イマーで、３秒以上待った後自動リセットしますから５秒ほど待ってから再度送信して
下さい、このため一件の文字列の送信中に３秒以上間が開くと同様にリセットします。
文字データのビットマップへの変換
data_r_flag をチェックし 1 になった事を検出したら、set_cg_b( ) を実行すれば、
文字列からＣＧ-ＲＯＭをつかいキャラクターのビットマップに展開し cg_b[2048] に
セットします。その後 r_data_max を data_max にコピーし data_r_flag を 0 に戻し
シリアルインターフェイスが受信できる状態に戻します。
表示方法
漢字二文字を単純に表示するには、cg_b[0] から６４バイトを vram[0] からの６４バ
イトにコピーすればＯＫです、ただし vram[512] か vram_b[512] にコピーするかは、
上記の説明にしたがって下さい。また、表示桁は h_max に電源ｏｎ時にデップスイッ
チの設定状態をを読み込みセットしています。（ 0 は１６桁となる）
Ｖ-ＲＡＭとＬＥＤの関係は下図のようになっています
１桁目 ２桁目 １６桁目
左 右 左 右 左 右
上 | 0 | 2 |...30 | | 32 | 34 |...62 | | 480 | 482 |...510 |
| | | | | | | | | | | |
| | | | | | | | ------- | | | |
| | | | | | | | | | | |
下 | 1 | 3 |...31 | | 33 | 35 |...64 | | 481 | 483 |...511 |
質問等があればお気軽にメール下さい、すぐに返事が出来ないときもありますがわかる
限り対応するように致します。
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